LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

バルト三国のなかで特にリトアニアをオススメする理由

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そもそもなぜバルト三国?という方は、まずこちらを参照。

三国を実際に訪れてみて、その奥深さに魅了されたのがリトアニアでした。これからバルト三国を訪れる方は、ぜひとも3国のうちリトアニアに多く日程を割いていただきたい!自信を持ってオススメする理由は、次の3つ。

理由①観光地としての層が厚い

小さな国ですが、複数の都市に見どころが散らばっており、少なくとも3都市は訪れる価値があります。ヨーロッパを何度も旅行していて、古城の美しさや教会の荘厳さなど、いわゆる観光地は見飽きてしまった方でも、少し違った景色に出会える国だと思います。観光国としての、層の厚さを感じます。

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理由②他の二国にはない独自性がある

もともとリトアニアは、14世紀頃ヨーロッパ最大の国家だったリトアニア大公国の時代があって、それがリトアニア人の誇り。しかし近代、西からはドイツ、東からはロシアに攻め込まれ、旧ソ連に編入されて厳しい抑圧を受けるという激動の時代を経験します。

1990年代に起こった独立運動では、エストニアラトビアが「新しい国を作るぞ!」という気運だったのに対し、リトアニアだけは「奪われた自分たちの国を取り戻すぞ!」という、他の二国とは少しニュアンスの違うものでした。だからこそ、自分たちのアイデンティティを取り戻すため、その闘いはより激しいものとなり、受けた傷も深いものになったという印象を受けます。多くのリトアニア人が自由のために闘い、KGBに捕まって拷問・処刑された歴史は、KGB博物館に一部残されています。この歴史的背景からくるリトアニアという国の奥深さは、一言では語りつくせません。

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理由③旧共産圏の雰囲気が色濃い

これは人により良し悪しだと思いますが、旧共産圏の雰囲気が色濃く感じられる国だと思います。チェコプラハエストニア・タリンなども旧共産圏ですが、それらは華やかな観光地として完成されており、リトアニアとはまったく雰囲気が異なります。

例えば、杉原千畝記念館があるカウナスという街に入ったときは、壁が崩れて廃墟のようになっている建物や穴だらけの道路がそのまま放置されていたり、壁にたくさん落書きが残されたままになっていました。もちろんメイン通りは綺麗に整備されているのですが、そこから少し小道に入ると、女1人では少し怖いような雰囲気もありました。まだまだ経済が追い付いていない、と感じざるを得ない風景でした。

それでも、華やかな観光地の姿だけではなく、歴史的な背景を学びながら旅をしたい方にとっては、リトアニアを外すべきではないでしょう。 旅は非日常のものだからこそ、普段感じることのできない場所へ足を運ぶ意味があるのではと思います。

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※冒頭画像:聖ペテロ・パウロ大聖堂(リトアニア・カウナス)

おすすめスポットはこちら!

英語で発信しなければ、存在しないも同然だ

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いよいよ本当に本気で本腰据えて、英語に向き合わなければならない。

学術研究においても先日の海外旅行においても、英語がうまく使えないことによる、これ以上ないほどのフラストレーションがたまっている。

すでに遅すぎるけれど、せめて今、このときから始めなくては。

そう思いながら何気なくあるサイトを見ていたら、各分野のトップ研究者への英語に関するインタビューがあって、心が奮い立った。一流の研究者でも、英語ネイティブでない限り、誰もが最初の留学、1本目の英語論文執筆で英語に泣かされ、今なお壁を感じているという事実。

たとえば社会学者・上野先生の「ネイティブの壁を越えられず英語圏で勝負するのを断念した」話とか、ノーベル賞をとった中村先生の「35歳で空港のアナウンスも聞き取れない状態で初めて留学してから、46歳でカリフォルニア大学の教壇にたつ」までのストーリーとか、元経産相の竹中先生の「今でも冠詞がわからないし、今でも毎日英語の壁を感じる」とか、中東学者の酒井先生の「国際学会で恥をかいたトラウマ体験から、今でも国際学会前は必ず悪夢を見るし、国際学会が憎い」とか。本当に、自分だけ安全圏でやり過ごそうなんて少しでも考えたことが恥ずかしい。以下、備忘録として引用。

どんな実績も、英語で発信しなければ「存在しない」も同然(上野千鶴子

私は、教壇で「バイリンガルになりなさい」と学生に教えています。私は英語圏で勝負することから撤退したけれど、それは、英語を放棄したということとは全く違います。バイリンガルになることは、これからの時代の研究者にとっては必須の生存戦略です。生き延びるためには、強いられた言語を使うほかない。そうでなければ世界の他の地域の人たちに理解されず、存在しないに等しいのですから。英語に屈したと見せかけて、その言語を逆手にとって、日本のオリジナルな経験に基づくオリジナルな研究を発表し、これまで誰も知らなかった現実や世界を構築していくことにこそ、私たちが恐ろしいほど膨大な時間と労力をかけて英語を学ぶ意義があるのではないでしょうか。そしてこれを行わない限り、今後、日本人研究者の存在意義は失われると思います。

社会学者・上野千鶴子https://www.enago.jp/drueno/

日本語を捨てるくらいの覚悟がなければ、国際レベルから立ち遅れる(中村修二

私も経験があるから引きこもりになる気持ちはわかるし、英語社会で生きる心のつらさは精神分裂になってもおかしくないと想像しますが、こんな貧困な英語力では、世界を舞台にしたサイエンスなんてできるわけがない。つくづく日本の理系学生は日本語を捨てるくらいの覚悟で英語をやらなければ、日本のサイエンスは今後どんどん国際レベルから立ち遅れていくでしょうね。

ノーベル物理学賞受賞、工学博士・中村修二https://www.enago.jp/drnakamura/

英語の壁があるのは仕方ない。向かっていく精神を持つしかない。(竹中平蔵

私は学生にもよく言うんです。学会や国際会議では「真っ先に質問しろ」と。つまり、議論の流れが他の人たちによって作られると、そこに割って入るのは難しい。だから、最初に自分の土俵で議論をするように持って行くのが一つの工夫だよと。英語のネイティブスピーカーどうしが議論しているときは、逃げたくなる気持ちを抑えて、「近くに行け」と。近くに行ったら「肌で聞け」。耳で聞くんじゃなくて、肌で聞け!

(経済学博士・竹中平蔵https://www.enago.jp/drtakenaka/

英語圏で「言葉にできない思い」はない。言わなければ、存在しないことになる。(養老孟司

留学時代の論文執筆は、共著が多かったです。自分の担当の章を書くときに、英語圏の共同著者に「こういうことがうまく英語で書けないんだけど」って相談したことがありました。その人、何て言ったと思う?「英語で書けないことはない」だって。つまり、「英語で表現できないことはない。言えないなら、最初から無いんだよ、それは」。日本人はそうは思わない。日本には「言うに言われぬ」とか「筆舌に尽くしがたい」とかさ、「言葉にならない感情」ってものがあるでしょ。一方、彼らは「言葉にしなければ通じないでしょ、通じないことは無視していいでしょ」という考え方。だから、国際会議に行くと、以心伝心の国の日本人は黙っているんだよ。欧米人にしてみれば、「言わなきゃわからないじゃない!」の一言で終わりですよ。

(解剖学者・養老孟司https://www.enago.jp/dryoro/

最後に…初心忘るべからず

 英語は僕にとって、あくまでも手段であって、目的ではない。行くべきすてきなパーティーがなければ、靴ばかり磨いたって仕方ない。僕の考えていることが人に伝わればいい。

(解剖学者・養老孟司https://www.enago.jp/dryoro/

 

 ※冒頭画像:https://unsplash.com/collections/391068/study-english?photo=tk7OAxsXNL0

公務員退職しようかな…と悩み始めたら読むべきオススメ書籍5選(入門編)

公務員になったはいいけれど、なんだか毎日もやもやした気持ちで働いている。仕事がつまらない、人間関係に疲れた、私生活とのバランスがうまくとれない、こんなはずじゃなかったと感じる・・・

かといって、退職を決断するほど心が決まっていないし、次に何をするかも決まっていない。ただ不安と不満だけが押し寄せてきて、この気持ちをどう整理すればいいのかわからない・・・

そんな公務員退職に悩む方々に、オススメの書籍(入門編)を5冊厳選しました。

1.おとなの進路教室(山田ズーニー

おとなの進路教室。 (河出文庫)

「ほぼ日」人気コラム「おとなの小論文教室。」から生まれた本。働くことをテーマに、さまざまな角度から進路や生き方、アイデンテイテイなどを考える1冊です。

2.未来の働き方を考えよう(ちきりん)

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

いわずと知れた大ベストセラー。「第3章 新しい働き方を模索する若者たち」では、公務員や大企業で働くことに合理性がなくなってきている、と指摘しています。時代の変化を前向きに受けとめ、新しい時代の可能性を楽しむヒントがたくさん込められています。

3.公務員、辞めたらどうする?(山本直治)

公務員、辞めたらどうする? (PHP新書)

文科省(キャリア)退職後、人材スカウト業に従事した自らの体験をもとに、多くの転職知識や事例を紹介しています。

4.ニートの歩き方(pha)

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

会社を辞めても、仕事をしなくても、お金がなくても、幸せに生きることができる。社会のルールにうまく適応できずしんどい思いをしている人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

5.僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?(小暮太一)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

働くことは、どうしてこんなにしんどいのか。ラットレースから抜け出すために、どんな働き方を選択すべきか。考えるヒントを与えてくれます。

 

こちらもどうぞ!

 

困難を克服し続ける旅

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先週から、北欧・バルト三国を旅している。

3回目の海外ひとり旅ともなると、いろいろ旅慣れてきて、どこへ行くにもあまり困難を感じなくなった。相変わらず英語には自信がないけど、最低限必要なことはどうにか伝わるものだ。

私にとって海外ひとり旅の醍醐味は、困難にチャレンジすることだった。見知らぬ土地で何かあっても自分一人で対処しなければならないという緊張感と、遠いところにはるばる来たという達成感、自分の常識と違うことに出会える期待感のなかで、困難に感じられることを1つ1つクリアしていくことが楽しかった。子どもの頃には日常にあふれていたはずのそういう刺激的な体験が、大人になって少なくなったように思われたけれど、2年前に初めて海外一人旅をしてから、文字通り童心に帰ったように旅に夢中になった。

それが、3回目の旅で少し変わってきたのを感じている。これまでのように、行って帰ってくるだけでは満足できなくなっている。もう一歩、現地の日常に踏み込みたい。そんな思いに駆られて、少し戸惑っている。

初めての海外一人旅は、緊張しっぱなしだった

思い返せば、初めての海外一人旅・ロンドンでは、想定されるすべてのことが不安だった。航空券やホテルをちゃんと手配できているのか、入国審査やホテルや機内で英語が通じるのか、スリやテロなどの犯罪に巻き込まれないか。とにかく警戒心むき出しで、ガチガチに緊張していた。出発の数日前から気が滅入るほどだった。それでも、この恐れを克服しなければ、これから生きていく世界がどんどん狭いものになってしまうという危機感があった。無事日本に帰国したとき、大きな開放感と充実感に満たされて、大げさにも「生きる喜び」のようなもので胸がいっぱいになったのを覚えている。旅の途中で、次はどこに行こうかと思いめぐらすほどだった。

2回目は、少し自信がついた

2回目はその1年後、チェコポーランドへ飛んだ。ロンドンでは自信がなくてできなかったこと、次に克服すべき困難をリストアップして、ひとつずつチャレンジしていった。人生で絶対にやりたいと思っていた①プラハでオペラを観ること、②アウシュビッツ収容所へ行くこと等々を達成して、さらに自信がついた。ロンドンの時とは違って、少しの緊張と程よいリラックス感で旅を楽しむことができた。

3回目で、少し物足りなくなってきた

そして今回、3回目の旅は、北欧フィンランドに降り立ち、バルト海を船で縦断して、エストニアラトビアリトアニアを巡っている。普通に旅をするだけなら、困難なこともはもうなくなって、国内旅行とあまり変わらない感じでのんびり日々をすごしている。自信がついたともいえるけれど、一方でそれは物足りなさでもある。

そんななか、唯一この旅で感じた困難は、もう一歩踏み込んだコミュニケーションがとりたい、ということだった。これまでは、最低限必要なことが伝わればそれでいい、独りよがりでも安全に旅することの方が大事だ、そう思ってコミュニケーションのことは後回しにしてきた。しかし今回は、本当にいろんな出会いがあった。船で隣同士になって席を譲ってあげた家族連れ、フレンドリーにいろんな話をしてくれたホテルスタッフやカフェの店員さん、1日に何度もすれ違って笑顔を交わし合ったバックパッカー。自分にもっと英語力があれば、と思う場面が本当にたくさんあった。これはたぶん、旅に余裕が出てきたからだろう。観光地を巡るのも楽しいし、食べたことのない料理を食べるのも楽しいけれど、自分ひとりで満足する旅から、人と触れ合い現地の日常を知る旅へと、興味の対象が変わってきたのを強く感じている。

 

この思いは、今までのような一時的な海外旅行では果たせないものだ。日本ですごす日常の中で、ただひたすらに英語力を磨いていくしかないことだ。今はただ、この悶々とした思いを持ち続けて、それを具体的な行動に変えていくことしかできない。次に私がやるべきことは、海外ではなくて日本での日常のなかにある。次に海外ひとり旅に出るときは、どれだけ力がついたか試す旅になるのだろう。そんなことを思いながら、日本への帰路についている。

 

※写真はリトアニア・シャウレイの十字架の丘

女は後半からがおもしろい

女性の働き方について、東大出身の元官僚(坂東眞理子氏)と社会学者(上野千鶴子氏)がそれぞれの立場で語る対談集。

女は後半からがおもしろい (集英社文庫)

失礼ながら、元キャリア官僚の坂東氏の話は、大昔の話だろうと思いながら読み進めていったところ、今も昔も公務員の世界はそれほど変わっていないことを実感。

(坂東)公務員というのは、「世のため人のための仕事であって、なおかつ自分もおもしろい」というような、本当にハッピーに思える仕事が三分の一あるとしたら、他の三分の一は「なんで私がこんなことしなきゃいけないんだ」と悩み、甘受しなければならない部分。そして「まあ、可もなく不可もなく」の思いになれるのが三分の一ですよ。(中略)だから、逆にモチベーションが高く持てないようなときには、あまり負けが込まないように。(中略)周りを敵に回して心をぐちゃぐちゃにしないで、おとなしく、喧嘩しないで黙々と耐え抜く精神的な強さが大事。(pp.76)

これは本当に正直な意見で、今も昔も変わらないんだなぁと実感する。

男性優位の職場で女ひとり奮闘しなければならない孤独とか、仕事の2/3が「おもしろい」と思えないけれど、それを毎日・何十年と耐え抜くのが公務員の仕事なんだ、とか。半世紀以上変わらなかったこういう性質が、今後40~50年の間に本質的に変わるとはとても思えない。だからこそ、これから公務員を目指す人には、良くも悪くも「公務員の働き方」がイメージできる一冊として読んでみてほしい*1

(上野)以前、坂東さんに「女性の働き方について、どんなアドバイスをなさいますか」とお聞きしたら、「仕事を手放さずに、仕事にコミットしなくてもいいから、マイペースで続けなさい」とおっしゃったでしょう。これまで、私も同じことを言ってきたんです。たとえば就職した教え子たちが転職したいとか、フリーになりたいとか言ってきたとき、いつも必ず反対してきました。どんな職場でもおまんまの種なんだから、定職・定収入がある方がずっといい。そこから放り出されたら、荒野に一人で立つのと同じ。荒野でファイティングを続けられる能力と覚悟のない人はやらない方がいい、と。(pp.86)

私が見てきた公務員の多くは、まさにこの「仕事にコミットしなくていいからおまんまの種として続ける」という精神で働いているひとたちだった。少なくとも、私にはそう見えた。

「仕事にコミットしなくていい」ということを受け入れられるか?どの程度までなら甘受できるか?そこが分かれ道だ。それを受け入れられなかった私は、退職を選んだ。

「荒野でファイティングを続けられる能力と覚悟のない人はやらない方がいい」という言葉の重みも、今は実感としてよくわかる。それでもなお、コミットできないような仕事に人生の貴重な時間を浪費するほど愚かなことはないと思っている。

自分の人生を生きることは、そもそも荒野に立つことから始まると思うから。

*1:もちろん、成功例の中でもトップクラスの成功例であることを念頭に置いた上で。

還暦の誕生日は美しいグレイヘアで

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女30代。このところ、めっきり白髪が増えてきた。

いつか自分も、と思ってはいたけれど、想定よりちょっと早すぎる。美容院で染めてもらうほどじゃないけど、たまに見つけて抜くのでは追いつかないレベル。そんなわけで、早くもちょこちょこ白髪染めにトライしている。自宅で一人で染めてみるのだが、これがなかなか骨の折れる作業。そうか、年をとるって、こうして機能が衰えてくる自分の身体に手間暇かけるってことなんだな、と少しずつ加齢を噛みしめる今日このごろ。

 

私には60歳になったらやろうと決めていることがある。それは、美しく白髪デビューすることである。

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あえて白髪染めをせず、白髪でも銀髪でもグレイヘアでもグラニースタイルでも呼称は何でもいいけれど、とにかく白髪をベースとしたヘアスタイルに60歳をきっかけに一新したい。

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憧れの例はたくさんある。

でも、加齢に身をゆだねて衰えていくだけでは、どうやらそのスタイルにはなれないらしい、ということが最近少しずつわかってきた。

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美しい白髪の人はきまって、髪も肌も艶やかだ。髪にはふんわりした十分なボリュームがあり、決して伸ばし放題ではない。服装も、髪の色によく合ったカラーをかっこよく着こなして、口元には明るい色のルージュを引く。立ち姿は背筋がピンと伸びていて、歩くときは風を切るように颯爽としている。まさに、小股が切れ上がった女性というイメージ。

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たぶん、白髪が素敵に似合う女性は、若い時から素敵だったに違いない。若い時にグレイヘアにしてたって、たぶんとびきりかっこよく似合っていたに違いない。長い時間をかけて、一生付き合っていく自分の心身を丁寧に磨いてきた結果なのかも。そう考えたら、その美しさの素地は一朝一夕に得られるものじゃない。

 

そんなわけで私も、当面は髪を傷めない天然成分を選んで白髪染めをし、心と体を鍛えながら、いつかやってくる還暦の日を心のどこかで楽しみにしている。

 

※画像リンク

https://joshi-spa.jp/522598/2

http://otona-stylemag.com/posts/magazine/18374.html

http://siragamaster.com/category4/entry91.html

http://france33.exblog.jp/23105203/

http://beauty-air.jp/not-coloring

http://dosuru40.com/concierge-san/17408/