LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

困難を克服し続ける旅

先週から、北欧・バルト三国を旅している。 3回目の海外ひとり旅ともなると、いろいろ旅慣れてきて、どこへ行くにもあまり困難を感じなくなった。相変わらず英語には自信がないけど、最低限必要なことはどうにか伝わるものだ。 私にとって海外ひとり旅の醍醐…

女は後半からがおもしろい

女性の働き方について、東大出身の元官僚(坂東眞理子氏)と社会学者(上野千鶴子氏)がそれぞれの立場で語る対談集。 失礼ながら、元キャリア官僚の坂東氏の話は、大昔の話だろうと思いながら読み進めていったところ、今も昔も公務員の世界はそれほど変わっ…

還暦の誕生日は美しいグレイヘアで

女33歳。このところ、めっきり白髪が増えてきた。 思い返せば、母が40代の頃から白髪染めを手伝ってあげていたので、いつか自分も、とは思っていたけれど、想定よりちょっと早すぎる。美容院で染めてもらうほどじゃないけど、たまに見つけて抜くのでは追いつ…

意味なんてない

手術から数週間が経った。体はすっかり元どおり、とまではいかないけれど、あんなに苦しんだ悪阻は手術当日にパタッとなくなって、術後の痛みも数日で消えた。表面上はまるで何事もなかったかのように、以前の生活に戻っている。 変わったことと言えば、私の…

宿った命のこと

人前で泣いたのは、何年ぶりだろう。泣かないと思っていたのに、泣くとしても家に帰ってからと思っていたのに、診察室を出て待合室に座った途端、気が緩んで目の前が見えなくなった。とにかく早く病院を立ち去りたかったのに、たくさんの乳幼児や妊婦さんに…

公務員退職を決断させてくれたもの

iPhoneのメモ帳を整理していたら、退職前に書いていたメモが出てきた。 日付を見ると、退職の1年半前の、2014年秋ごろのものだった。今は退職から10か月たって、これが最善の選択だったとしか思わないのだけど、当時はそれを決意するまでに長い長い時間がか…

退職して10か月、公務員時代の収入に追いついた。

退職して、まもなく10か月が過ぎようとしています。 この間、博士号取得のための研究を第一優先にしてきました。その傍ら、空き時間を使って(週にせいぜい2日くらいですが)細々と仕事をしてきました。 そして今月になって、はじめて公務員時代の手取り収入…

SONGSスペシャル・宇多田ヒカルの言葉

お正月の再放送を録画して、やっぱり何度見ても素晴らしかったので、備忘録的にその言葉をいくつか書き留めておきます。彼女が紡ぎ出す言葉が、心の深い部分をえぐっていく感覚があって、泣けました。 以前の記事はこちら。 母・藤圭子の死について あらゆる…

親自身の世界を広げ続けることが、子どもの可能性を広げる

年末年始は、夫の実家で夫の親戚たちと過ごした。総勢20人ほど集まって、それは賑やかな年越しだった。親戚には以前も会っているのだが、会うたびに子どもが増えている。5歳児が走り回り、1歳児と2歳児がおもちゃを取り合って叫び、生まれたての新生児が泣く…

賢者でもなく愚者でもなく

ちょうど1年前の今ごろ読んでいたマツコの対談集。 続編を見つけたので読んでみたら、刺さる刺さる。 私は知性が欲しい。この暗い迷妄の道を照らす確かな灯りが欲しいのよ。だけど、それらしきものを手に入れた途端、自分が賢者になったつもりで別の迷妄の闇…

女一人旅にはバルト三国がオススメ?テロ危険度など

※冒頭画像:https://retrip.jp/articles/746/ 早くも、来年1発目の旅行先を検討中。今回も、もちろん女一人旅です。 ヨーロッパの「テロの脅威」マップ(2016年版、英国外務省) 2016年の半ば頃に出た情報のようなので最新ではありませんが、ヨーロッパ諸国…

日常を緩やかに管理する

昨日に引き続き来年に向けて。 今年は基本的に夜型生活で、自分の気分次第で1日10時間以上パソコンにかじりついて研究を進めたかと思えば、翌日は1日中寝てる、みたいな自由奔放な暮らしをしていました。それはそれで、これまでの長いルーティンのストレスを…

年の瀬に、人生の6本の柱を考えてみよう

年末は、今年やり遂げられなかったことがドーンと胸に押し迫ってきて、これではいかん!と新年に向けて新しい計画を立てたくなる時期。普段はハウツー本的なものはあまり読まないのですが、これはいろいろ参考になるところが多かったので今更ですがご紹介。 …

2016年の振り返りと2017年のやることリスト

穏やかな日々はあっという間に過ぎて、2016年も残り3日。 今年、個として何を成し遂げたか考えようとすると、情けなさと焦りが急激にこみあげてくるけれど、それをあえて考えなければ、愛する夫とノンストレスな新婚生活を送れたし、国内外いろんな場所に行…

30代で、新しいことを始める。

この夏は、久しぶりにドキドキした。 というのを急に書きたくなったから、もう10月も下旬だけど、書く。 ブログの更新が途絶えた7月から9月にかけて、いろんな初体験をした。といっても、オリンピックに出たとか宇宙旅行に行ったとか、そんな大それたことじ…

Out of Box~枠を超えること。

ここ2年くらいハマり続けている作家2人の対談集。 かたや人気番組クレイジージャーニーにも取り上げられ、圧倒的な変人っぷり*1で全国区になった辺境作家・高野秀行氏。 かたやNHK-switchで大阿闍梨・塩沼亮潤さんと対談するなど、冒険家でありながら精神性…

天から役目なしに降ろされた物はひとつもない

春に、念願だったアウシュビッツ収容所を訪れた。*1 はるか彼方の地・ポーランドまで赴いて感じたことの1つは、「こんな遠いところまできたけれど、もっと身近に、向き合うべき対象があるじゃないか」ということだった。 アウシュビッツのことを知っている…

宇多田ヒカルが、なんだかまぶしい

久しぶりの更新。 宇多田ヒカルが活動を再開した。熱烈なファンということはないけれど、年がひとつしか違わないせいか、デビューした時からずっとその歩みを見てきた。 彼女が「人間活動」に専念するといって、公式の場からほとんど姿を消して、その間に新…

7年間の公務員生活の退職金

身近で若い人の事例があまりなかったので、退職前は漠然と「どのくらいもらえるのかなー」と疑問でした。特に公表する必要もないと思いながら、公務員退職をお考えの若い方のご参考になればと思い、記してみます。 私の場合、院卒(マスター)で入省し、丸7…

茶色弁当の後ろめたい記憶

「生い立ちに関することで、一番記憶にあるのはどんなこと?」 そう聞かれて、パッと頭に浮かんだ記憶の1つは、とても後ろめたい記憶だ。それは、学生時代に母が作ってくれていたお弁当を、隠れて捨てていたこと。自分の中にひそむ腐った性根みたいなものを…

幸せの平準化

結婚して、4か月目に入った。相変わらずの穏やかな毎日だ。 いま何かのアンケート調査で「あなたは現在、幸せですか?5段階で答えてください」と聞かれたら、この人生で初めて「5.最高に幸せ」を選ぶと思う。 そんななか、最近欠かさず読んでいるブログ*1…

人生の折れ線グラフ

もうすぐ、33歳の誕生日を迎えます。 数字にはもはや何の感慨もありませんが、5年前・10年前と比べてどれくらい人生が豊かになったのか、豊かにするためのスキルを身につけたのかについては、いろいろと考えるところがあります。少なくとも去年くらいから、…

遺伝子検査の精度

以前から試してみたかった遺伝子検査。自宅で検査キットを使って、唾液を採取し郵送するだけ、という簡単なタイプを利用してみた。とはいえ、まだまだ値段も高いし、企業によって結果が異なるなんて話も聞きます。現時点での診断レベルって、どんなもんなん…

親知らずを抜歯してわかったこと

年度末に、親知らずをまとめて抜きました。 1本目は既に10年前から姿を現していたのだけれど、抜くの怖い、抜歯後の生活が大変そう、長期のお休みでもあったらそのうち考えよう、とか言ってるうちに3本に増加。そのうち1本が虫歯になってしまい、このたび抜…

母と話したい。

最近、亡くなった母のことをよく思い出す。 私の進路について、母はよく「chai-chanはXX大学に行けるといいね」とか「公務員になれたらいいね」とか「△△省に入省できたら最高だね」とか言って、決して教育ママではなかったけれど、私がみずからそれを目指す…

エネルギーを出し惜しみしてると省エネ癖がつく

退職を考えていた頃、自分の思いとは別の何かに人生の貴重な時間を消耗させられている感覚があった。本当にやりたいことに人生の時間を使いたい、と切望していた。 いやだいやだ、辞めたい辞めたいとネガティブな気持ちで生きていると、そのことにエネルギー…

動き出せば、また新たな変化がある。

無事に中欧旅行を満喫して帰国し、時差ボケのまま引越をして、新転地でパートナーと合流し、そのまま役所で入籍手続を行い、このたび晴れて妻となりました。退職した喪失感や地元を離れる寂しさを感じる暇もないほど、狙いどおりの(⇒過去記事)目まぐるしい…

「好き」を思い出す旅

中欧旅行の真っ最中だ。 昨秋はじめて海外一人旅でロンドンを訪れたときより、ずいぶんリラックスして日々を過ごしている。思えばあの時は、警戒心むき出しでガチガチに緊張していた。だからこそ無事旅を終えたときに大きな自信になったのだが、ある種のおの…

喪失感と向き合わないために、旅に出る

先週から慌ただしく毎日を過ごしている。年度末は毎年のことだけど、今年は退職という大きな転機なので尚更だ。あえて意識的に、中欧旅行の計画まで詰め込んだ。今は日々こなさなければいけないことを淡々と消化して、疲れ切って眠りについている。送別会や…

自分の送別会は苦痛だ

職場で人事異動の内示が出て、いよいよ私の退職についても公然の事実となった。親しかった同僚からいくつか送別会のお誘いをいただいたけれど、所属する職場関係の(絶対に出席しなければならない)送別会以外は、お断りしてしまった。 お世話になった人に直…

失敗しない進路選択などない

同じ研究室のドクターの学生が、ポスドクとして大学に残るか就職するかについて、いよいよ方向性を決めなくてはと悩んでいた。彼は私が知る院生の中でも、とりわけ努力家で真面目で誠実なタイプ。学生はもとより教官からの信頼も厚く、このまま大学に残って…

本場プラハでオペラ鑑賞したい。

前回に引き続き、中欧旅行の下調べ。やりたいことリストのうち、今日は「オペラ鑑賞」について。プラハでは計4泊の予定ですが、できれば毎日オペラかコンサートに行きたいと思っています。 プラハには有名な劇場がいくつもありますが、なかでもオペラ専門の…

アウシュビッツ収容所に行きたい。

4月の中欧諸国(チェコ、ポーランド)への一人旅に向けて、いろいろ準備を始めています。今回の旅でやりたいことは色々あるけれど、絶対に外せないのは次の3つ。 アウシュビッツ収容所に行く。 プラハで毎晩、オペラ・コンサート三昧。 電車またはバス(飛…

高校の臨時教員の登録リストにエントリーしてみた。

4月から名実ともに無職になります。そこで、転居先の教育委員会のHPにアクセスして、臨時教員の登録システムにエントリーしてみました。 大学院のマスターのときに取得した、高校と中学の社会科系の教員免許。親が教員だったこともあって、ならなくてもいい…

学会発表後にやるべきこと

院生が学会で論文発表をした後に、やるべきこと・とるべき態度とはどのようなものか、という質問を受けました。「あなたが必要と思う振る舞いをすればいいのでは」と答えそうになって、それでは元も子もないと思い直し、改めて考えてみた。おそらく、院生で…

ゆずれない条件争い

この数日、4月からの新居探し(賃貸)に奔走しておりました。いろいろ検討した結果、築30年のリノベーション物件に入居申込することに。 これまでの女一人暮らしでは、何より安全面と清潔感が重要でした。なので①2階以上、②駅近、③築年数の新しいところ…

「営業」はお金儲けの手段ではなく、自分と社会をつなげる根源的なスキルである。

ちきりんさんと木下斉さんのスペシャルトーク生配信「人口減少社会における地方再生」、ものすごく濃密な時間でした。データ作業しながら聞こうと思ったのに、思いついたことをメモしながら聞いてたら、完全に作業そっちのけ。深夜にも関わらず最大で約1600…

冬がくれば思い出す。ぎっくり腰で困ること

あー。やってしまった… 毎年、冬になると思い出すあの感覚。何気ない動作で前触れなく訪れる「ヒクっ」とした腰が抜けるような感覚。今年もやってきました。 周りからはまだ若いのにー?と言われますが、いえいえ、もう30歳を過ぎました。というか、かれこれ…

もはや初心者には見えまい

偉そうなタイトルですが。ブログデザインを変更してみました。 以前「hatenaブログに飽きた!LivedoorかWordpressに移ろうかな!」とつぶやきました。 その後、昔書いていたブログ(更新せずに放置)がLivedoorブログだったことに気がつきまして。どんなもん…

死ぬまでにやることリスト

今日はしこたまお酒を飲みました。とても気持ちがいい酔い方なので、何も思いつかないけどブログ更新。ここのところ、過去のことを振り返ってばっかりだなーと思ったので、今日は将来のことについて頭のなかを整理したいと思います。おなじみの「死ぬまで」…

うそつきな自分にピリオド

先日、直属の上司に退職意向を伝えたことを書きました。 この数日後、さらに上の上司と面談を行いました。上司は驚いた、という言葉を繰り返しましたが、最終的には口頭で了承してくれました。 退職理由として、ネガティブなことは一切伝えずに、やむを得な…

仕事のなにが疲れるのか?

1月で後期の授業が終わって、ただいま短期集中型のリサーチングアシスタント(RA)として、指導教官の研究室にこもってます。拘束時間は平日AM9時からPM6時、遅い時だとPM8時くらいまでかかるので、自分の研究はそれ以外の時間にやる感じ。博論以外のこと…

断捨離した洋服をメルカリで売ったら

引越しに向けて、まずは洋服の整理を始めました。長ーいこと着倒して、クタクタになったものは迷わず処分。困ったのは、いちども着ないまま、もう年齢的に似合わなくなってしまった服や、コーディネートが難しくて1~2回しか着ていない服。こんまりメソッ…

自分にとっての結婚のメリット4つ

結婚はコスパが悪い、などと言われますが、改めて自分にとって結婚とは?なんてことを考えたりします。 入籍を目前に控え、いろんなことが既に進行している現状において、改めて考えるのもおかしな話だと思いつつ。結婚で失うものよりも、得るものの方が大き…

ひとりカラオケ5時間の実態

思い立って、ひとりカラオケに行ってきた。ときどき、3か月に1回くらいのペースで無性に歌いまくりたくなる。といっても、別に歌がうまいわけではなく。とりたててカラオケが大好きというのでもない(音楽は好きですが)。たぶん、腹の底から目いっぱい大き…

生の輪郭を確かめること。

角幡唯介『探検家、36歳の憂鬱』。 以前、NHKのswitchという番組で「角幡唯介×塩沼亮潤」の回(←永久保存版!名作です)を見てから、角幡さんが気になってしょうがない。 この方、「探検家」と「ノンフィクション作家」という2つの肩書を持っているのですが…

公務員を退職したいといったら、猛烈に反対された。

今回、退職にあたって周囲からさまざまな反応をいただきました。本当に近しい人は私の決断を尊重してくれましたが、親戚やかつての上司、同僚のなかには、続けてほしいとか、もう少し様子をみたらどうかと言ってくれる人もいました。なかでも驚いたのは、遠…

許すこと。

小島慶子『解縛:しんどい親から自由になる』。 苦悩なんていう言葉じゃ全然足りない。摂食障害と不安障害を抱えて、血を吐くように生きてきた著者の痛み。これほどまでの鋭い感性と洞察力によって、自分の苦しみの根源を突き詰めることは、どれほど辛いこと…

宝くじ付定期預金で楽しく貯めよう!

ミーハーなんですが、宝くじ付き定期預金ってちょっと楽しそうですね。 私はメガバンクに預けっぱなしの状態なんですが、宝くじ付き定期預金に預け替えるだけで、①同金額の利息とともに、②宝くじの末等当選金が手に入り、さらに③当たれば+αの当選金が入ると…

決められたレールから外れること。

堀江貴文『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』。 発売直後に読んだときはそれほどでもなかったんですが、少しあっためて今日取り出してみたら、じわじわきました。8人のイノベーターの言葉から、共通して見えてくるメソッドが次のようにまとめられて…