LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

女一人旅にはバルト三国がオススメ?テロ危険度など

※冒頭画像:https://retrip.jp/articles/746/ 早くも、来年1発目の旅行先を検討中。今回も、もちろん女一人旅です。 ヨーロッパの「テロの脅威」マップ(2016年版、英国外務省) 2016年の半ば頃に出た情報のようなので最新ではありませんが、ヨーロッパ諸国…

日常を緩やかに管理する

昨日に引き続き来年に向けて。 今年は基本的に夜型生活で、自分の気分次第で1日10時間以上パソコンにかじりついて研究を進めたかと思えば、翌日は1日中寝てる、みたいな自由奔放な暮らしをしていました。それはそれで、これまでの長いルーティンのストレスを…

30代で、新しいことを始める。

この夏は、久しぶりにドキドキした。 というのを急に書きたくなったから、もう10月も下旬だけど、書く。 大それたことは何もないけれど、久しぶりにいろんな初体験をした。これまで「自分には合わない」とか「キャラじゃない」とか理由をつけて避けてきたこ…

Out of Box~枠を超えること。

ここ2年くらいハマり続けている作家2人の対談集。 かたや人気番組クレイジージャーニーにも取り上げられ、圧倒的な変人っぷり*1で全国区になった辺境作家・高野秀行氏。 かたやNHK-switchで大阿闍梨・塩沼亮潤さんと対談するなど、冒険家でありながら精神性…

天から役目なしに降ろされた物はひとつもない

春に、念願だったアウシュビッツ収容所を訪れた。*1 はるか彼方の地・ポーランドまで赴いて感じたことの1つは、「こんな遠いところまできたけれど、もっと身近に、向き合うべき対象があるじゃないか」ということだった。 アウシュビッツのことを知っている…

宇多田ヒカルが、なんだかまぶしい

久しぶりの更新。 宇多田ヒカルが活動を再開した。熱烈なファンということはないけれど、年がひとつしか違わないせいか、デビューした時からずっとその歩みを見てきた。 彼女が「人間活動」に専念するといって、公式の場からほとんど姿を消して、その間に新…

7年間の公務員生活の退職金

身近で若い人の事例があまりなかったので、退職前は漠然と「どのくらいもらえるのかなー」と疑問でした。特に公表する必要もないと思いながら、公務員退職をお考えの若い方のご参考になればと思い、記してみます。 私の場合、院卒(修士)で入省し、丸7年勤…

茶色弁当の後ろめたい記憶

「生い立ちに関することで、もっとも後ろめたい記憶は?」 そう聞かれて、パッと頭に浮かんだ記憶の1つ。それは、学生時代に母が作ってくれていたお弁当を、隠れて捨てていたこと。自分の中にひそむ腐った性根みたいなものを、否応なく思い出させる。 高校生…

幸せの平準化

結婚して数か月が経った。相変わらずの穏やかな毎日だ。 いま何かのアンケート調査で「あなたは現在、幸せですか?5段階で答えてください」と聞かれたら、この人生で初めて「5.最高に幸せ」を選ぶと思う。 そんななか、最近欠かさず読んでいるブログ*1が…

人生の折れ線グラフ

もうすぐ、誕生日を迎えます。 年齢にはもはや何の感慨もありませんが、5年前・10年前と比べてどれくらい人生が豊かになったのか、豊かにするためのスキルを身につけたのかについては、いろいろと考えるところがあります。少なくとも去年くらいから、ここ数…

遺伝子検査の精度

以前から試してみたかった遺伝子検査。自宅で検査キットを使って、唾液を採取し郵送するだけ、という簡単なタイプを利用してみた。とはいえ、まだまだ値段も高いし、企業によって結果が異なるなんて話も聞きます。現時点での診断レベルって、どんなもんなん…

親知らずを抜歯してわかったこと

年度末に、親知らずをまとめて抜きました。 1本目は既に10年前から姿を現していたのだけれど、抜くの怖い、抜歯後の生活が大変そう、長期のお休みでもあったらそのうち考えよう、とか言ってるうちに3本に増加。そのうち1本が虫歯になってしまい、このたび抜…

母と話したい。

最近、亡くなった母のことをよく思い出す。 私の進路について、母はよく「chai-chanはXX大学に行けるといいね」とか「公務員になれたらいいね」とか「△△省に入省できたら最高だね」とか言って、決して教育ママではなかったけれど、私がみずからそれを目指す…

エネルギーを出し惜しみしてると省エネ癖がつく

退職を考えていた頃、自分の思いとは別の何かに人生の貴重な時間を消耗させられている感覚があった。本当にやりたいことに人生の時間を使いたい、と切望していた。 いやだいやだ、辞めたい辞めたいとネガティブな気持ちで生きていると、そのことにエネルギー…

動き出せば、また新たな変化がある。

無事に中欧旅行を満喫して帰国し、時差ボケのまま引越をして、新転地でパートナーと合流し、そのまま役所で入籍手続を行い、このたび晴れて妻となりました。退職した喪失感や地元を離れる寂しさを感じる暇もないほど、狙いどおりの(⇒過去記事)目まぐるしい…

「好き」を思い出す旅

中欧旅行の真っ最中だ。 昨秋はじめて海外一人旅でロンドンを訪れたときより、ずいぶんリラックスして日々を過ごしている。思えばあの時は、警戒心むき出しでガチガチに緊張していた。だからこそ無事旅を終えたときに大きな自信になったのだが、ある種のおの…

喪失感と向き合わないために、旅に出る

先週から慌ただしく毎日を過ごしている。年度末は毎年のことだけど、今年は退職という大きな転機なので尚更だ。あえて意識的に、中欧旅行の計画まで詰め込んだ。今は日々こなさなければいけないことを淡々と消化して、疲れ切って眠りについている。送別会や…

自分の送別会は苦痛だ

職場で人事異動の内示が出て、いよいよ私の退職についても公然の事実となった。親しかった同僚からいくつか送別会のお誘いをいただいたけれど、所属する職場関係の(絶対に出席しなければならない)送別会以外は、お断りしてしまった。 お世話になった人に直…

本場プラハでオペラ鑑賞したい。

前回に引き続き、中欧旅行の下調べ。やりたいことリストのうち、今日は「オペラ鑑賞」について。プラハでは計4泊の予定ですが、できれば毎日オペラかコンサートに行きたいと思っています。 プラハには有名な劇場がいくつもありますが、なかでもオペラ専門の…

アウシュビッツ収容所に行きたい。

4月の中欧諸国(チェコ、ポーランド)への一人旅に向けて、いろいろ準備を始めています。今回の旅でやりたいことは色々あるけれど、絶対に外せないのは次の3つ。 アウシュビッツ収容所に行く。 プラハで毎晩、オペラ・コンサート三昧。 電車またはバス(飛…

高校の臨時教員の登録リストにエントリーしてみた。

4月から名実ともに無職になります。そこで、転居先の教育委員会のHPにアクセスして、臨時教員の登録システムにエントリーしてみました。 大学院のマスターのときに取得した、高校と中学の社会科系の教員免許。親が教員だったこともあって、ならなくてもいい…

「営業」はお金儲けの手段ではなく、自分と社会をつなげる根源的なスキルである。

ちきりんさんと木下斉さんのスペシャルトーク生配信「人口減少社会における地方再生」、ものすごく濃密な時間でした。データ作業しながら聞こうと思ったのに、思いついたことをメモしながら聞いてたら、完全に作業そっちのけ。深夜にも関わらず最大で約1600…

冬がくれば思い出す。ぎっくり腰で困ること

あー。やってしまった… 毎年、冬になると思い出すあの感覚。何気ない動作で前触れなく訪れる「ヒクっ」とした腰が抜けるような感覚。今年もやってきました。 周りからはまだ若いのにー?と言われますが、いえいえ、もう30歳を過ぎました。というか、かれこれ…

死ぬまでにやることリスト

今日はしこたまお酒を飲みました。とても気持ちがいい酔い方なので、何も思いつかないけどブログ更新。ここのところ、過去のことを振り返ってばっかりだなーと思ったので、今日は将来のことについて頭のなかを整理したいと思います。おなじみの「死ぬまで」…

これでもう嘘をつかなくていい

先日、直属の上司に退職意向を伝えたことを書きました。 この数日後、さらに上の上司と面談を行いました。上司は驚いた、という言葉を繰り返しましたが、最終的には口頭で了承してくれました。 退職理由として、ネガティブなことは一切伝えずに、やむを得な…

仕事のなにが疲れるのか?

1月で後期の授業が終わって、ただいま短期集中型のリサーチングアシスタント(RA)として、指導教官の研究室にこもってます。拘束時間は平日AM9時からPM6時、遅い時だとPM8時くらいまでかかるので、自分の研究はそれ以外の時間にやる感じ。博論以外のこと…

断捨離した洋服をメルカリで売ったら

引越しに向けて、まずは洋服の整理を始めました。長ーいこと着倒して、クタクタになったものは迷わず処分。困ったのは、いちども着ないまま、もう年齢的に似合わなくなってしまった服や、コーディネートが難しくて1~2回しか着ていない服。こんまりメソッ…

自分にとっての結婚のメリット4つ

結婚はコスパが悪い、などと言われますが、改めて自分にとって結婚とは?なんてことを考えたりします。 入籍を目前に控え、いろんなことが既に進行している現状において、改めて考えるのもおかしな話だと思いつつ。結婚で失うものよりも、得るものの方が大き…

ひとりカラオケ5時間の実態

思い立って、ひとりカラオケに行ってきた。ときどき、3か月に1回くらいのペースで無性に歌いまくりたくなる。といっても、別に歌がうまいわけではなく。とりたててカラオケが大好きというのでもない(音楽は好きですが)。たぶん、腹の底から目いっぱい大き…

生の輪郭を確かめること。

角幡唯介『探検家、36歳の憂鬱』。 以前、NHKのswitchという番組で「角幡唯介×塩沼亮潤」の回(←永久保存版!名作です)を見てから、角幡さんが気になってしょうがない。 この方、「探検家」と「ノンフィクション作家」という2つの肩書を持っているのですが…