LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

クルーズ船に住んでる人がいる。生活しながら旅をするって最高じゃない?

f:id:chai-chan:20151029012823j:plain

クルーズ船で生活してる人がいる。

借金して家買って、1つの場所にとどまる人生もあれば、

家を持たずに思いのままクルーズ船を乗り換えて、世界中を旅する人生もある。

マツコの知らない世界」の豪華客船の回では、クルーズ船に住んでるアメリカ人のおばあちゃんが紹介されてました。

なんでも、夫を亡くしてから家を売却して、そのお金でクルーズ船に住んでいるんだそう。

最初の3年はある船に乗って、その後別の船に乗り換えて7年。計10年間も船に乗りっぱなしとのこと。

ダンスが大好きで、クルーズが大好きで、その両方を毎日楽しんでいるらしい。

もちろん莫大な費用がかかってるでしょうし、現実ではこんな生活を実現できる人は極限の富裕層だけでしょう。 

でも、これからの時代、都会で生きる、田舎に移住する、とかと同じ感覚で、クルーズ船で生活するっていう人生も、選択肢としてアリだと思うんです。

さすがに乗りっぱなし、というのは極端だけど、人生のうちの数年間とか数か月とか、気に入った船で世界中を旅する生き方に憧れる人、実はけっこういるんじゃないでしょうか。

もちろん今でも、世界一周の船旅なんかは、1か月単位の長期のものがありますが、それは「旅」でしかありません。「旅」しながら「生活する」っていうコンセプトのクルーズがあったら、かなり面白いです。

船は1つのコミュニティ。生活しながら旅をするって最高じゃない? 

試しに、「クルーズ船で生活する人」って検索してみたら、船で働いている人のサイトがたくさん出てきました。たしかに、それも船で生活する人にちがいない。

でも、遊ぶか働くか、どっちかじゃないと成立しないの?

船が1つのコミュニティになって、乗船客は一方的にサービスを受けるだけじゃなくて、(希望すれば)自分のできることをできる範囲で提供する側にまわるっていう仕組みも、あっていいと思います。

船の中にはたくさんの仕事があるんだから、Aさんは昼間は乗船客として楽しんで夜はバーで仕事するとか、Bさんは昼間の数時間だけ皿洗いとかベッドメイキングのバイトして他の時間はパーティーを楽しむとか。

船内のイベントや施設で船旅を楽しみながら、ときどき仕事して対価を得ることができれば、少しは費用の足しになりますし。半年を超える長期利用の場合は1割引き、なんていうプランがあったら参加したいです。

同じ料金出して飛行機に乗ったら、船より早く目的地に着きますが、その間ひたすら座りづつけて、映画見たり本読んだりするくらいしかできないわけで。

船内での過ごし方を重視する船旅は、まさに「生活しながら旅をする」のにうってつけだと思います。

クルーズ船は、近年どんどん多様化してきている!

番組内では、食事込みで1泊1万円台の船も紹介されてました。それも、他の豪華客船とまったく遜色のない、立派な船。

食事食べ放題で、船内のたくさんのイベントに参加できて、ジムで汗を流したり映画を見たりしながら世界を旅できるなんて、最高じゃないですか!

従来の、夢のような非日常の「豪華客船」の旅もいいし、大相撲クルーズのようなテーマ別のクルーズも楽しいし、「生活しながら船旅する」コンセプトのプランもあったらいい。

もちろん、提供する船会社から見れば、あまりお金を落とさない(富裕層でない)一般客ばかり乗船させても利益にならないでしょうから、部屋のレベルを明確に分けるとか、長期利用(数か月、数年単位)を前提に前払金でドカンと支払ってもらうとか、簡易な仕事は乗船客を雇うことで人件費を減らすとか、いろいろできるんじゃないかなー。

 

クルーズ船なんてぜいたくな旅、自分には縁もないし興味もないと思ってたけど、イメージが変わりました。ぐいぐい心引き寄せられてます。 

※画像https://unsplash.com/