自己主張と共感のバランス
最近、人と話していると、相手があまり話をしてくれなくなったように感じます。
その理由は、たぶん、私が自己主張をするようになったから。
今までは、相手の話をよく聞いて、その思いに共感し、自分の思いを語るときも、あくまで相手の思いに寄り添った形でしか語ってこなかったのです。
これはこれで、とても楽。共感さえ示していれば、相手が気持ちよくどんどん話してくれるから。
私が生きていたのは、そういう世界でした。周りと協調していれば、それで生きていけるような社会。
それが、4月から仕事を離れて、なにか変わった。
自分に向き合う時間が増えて、余計な雑音が入らない環境にいるから、自分の思いに正直になってきた。
今まで押さえつけていた自分の信念とか思いが、あふれ出てしまう。
人の話を聞いていると、直感的に「それは違う」「私はこう思う」っていうのが出てしまうのです。
だからといって、共感しなくなったわけではない。
共感する時間の絶対量が、以前より減っただけ。
自己主張と共感がトレードオフならば
人と一緒にいる時間は限られてる。
その時間を、自己主張と共感にどう割り当てるか?
さもないことだけど、これも人生をかたち作る一つの選択。
けっしてバランスをとる必要なんてない。
今の私は、自分の意見を発することに重きをおきたい。
自分の意見を発した先にある世界を、たくさん知りたい。
意見を発し、その反応やリスクを受け入れる。そういう経験を重ねて、自分の人生を作っていく。
このブログも、その一つだと考えています。