LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

論文を書くこと。

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』。 

「書くことが仕事」である研究者が使いがちな「書けない言い訳」あるある。これを一つ一つ提示し、丁寧に論破していく本書。読み終わったとき、書こうっていうモチベーションが上がる一冊です。

 「一気書き」の無駄

「たいていの人は、気の向いたときに執筆する『一気書き』という無駄で非生産的な方法をとる。書くのを先延ばしにして不安にかられ、ようやくやってきた土曜を執筆だけに費やしたりする。」

これ、よくやっちゃいますねぇ…。

一気書きって、とりあえず「頑張って書いてる感」があるので焦燥感は解消されるんですが、そのサイクルがそのまま次週に持ち越されるだけなんですよね。

そのくせ書いてないときは、やたら「やばい書かなきゃ―」という焦りがある。

その時間こそ無駄だ、それなら毎日決めた時間書いた方が時間効率も精神衛生上もいいでしょってことを著者は言ってます。

自分の執筆時間は断固として死守せよ

毎日決めた時間、何があっても執筆する。

その時間をじゃまされそうになったら、善意の第三者に対してもきっぱりノーと言わなければならない。

それで文句を言ってくる人がいたら、その人はそもそも「執筆すること」を尊重しない人であり、そんな人の悪しき習慣や依頼に巻き込まれる必要はない、とバッサリ切り捨てています。

完璧な第1稿を目指す⇒書けない人の典型例!

もうすこし分析しないと、もうすこし論文を読まないと、というたちの悪い言い訳で執筆を先延ばしする人。

あるいは、最初から完璧な第1稿を目指して、一進一退する人。

これが書けない人の典型例のようです。

分析やサーベイが不十分なら、毎日決めた「執筆時間」を使ってでもその作業をすること、とにかくまずは書いてあとで直すこと、これを重視すべきだと主張しています。

インスピレーションでなく、ルーチンこそが良き友

気分が乗ってくるのを待っている人は、大きな遅れをとっている。

そのことを証明する実験が紹介されています。

ボイスの実験では、「執筆を欠かすとペナルティを課すグループ」は「気が向いたときに執筆するグループ」の3.5倍執筆量が多いという結果が出ているそう。

ということで、実は私も先日から、こんなペナルティを課して執筆に取り組んでいます。↓

 

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