究極のプレゼンとは
正直に言います。
これまで、英語でのプレゼン発表をできる限り避けてきました。なぜなら、質疑応答がこわいから。
発表自体は、とりあえず事前にカンニングペーパーを準備すれば何とかなるけど、質疑応答は事前準備できません。質問をうまく聞き取れなかったり、それに対する回答が英語でポンと出てこなかったら、研究発表として成立しないから。
そうして逃げ回ってきましたが、いよいよ限界がきました。これ以上避けていたら、自分の可能性が即つぶれる、というギリギリのところにきてしまった。もう、やるしかない。
プレゼン能力をみがく。
英語発表はもとより、そもそものプレゼン能力についてもトレーニングが必要です。私自身、これまで特別にトレーニングをしたことはありませんでした。
かといって苦手意識があるわけでなく、学生のときも、社会人になってからも、大勢の前で話をする役目を受けることが多かったので、むしろ得意な方だと思ってきました。
でも、そのこととプレゼン能力とは、全然別モノかもしれないと、最近危機感を感じています。とりあえず、自覚している自分の短所を列挙してみると
・淡々としすぎて、リズムがない。
・言葉がわかりにくい。
・長文でダーっと説明してしまうクセがある。(気分が乗れば乗るほどこう)
これらを改善して、誰が聞いても理解できて、聴衆に興味をもってもらえるプレゼンができるよう、数をこなしていきたいと考えています。
究極のプレゼンとは
頭良さげにTED風プレゼンをする男、ウィル・スティーブン氏をご存知でしょうか。彼のプレゼンテーマは「無し」。つまり、意味のあることは何も語らないプレゼンなんです。
それなのに、聴衆を惹きつけ、とっても有意義そうな雰囲気を醸し出す彼のプレゼン能力。圧巻です。
さんざん笑って、くだらないと切り捨てることもできますが、「聞き手」のためのプレゼンを考えるたくさんのヒントが隠されているように思います。