LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識

 

今から20年以上前に出版された本です。

このなかに「女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識」というエッセイがあります。現在は絶版状態になっているようですが、今読んでもうなずける指摘があります。以下、備忘録的に引用させていただきます。

1.自分の家が成金だということを知っておかなければならない

この本を読んでいられるというだけで、すでに恵まれている。そのことを自覚した上で、お金ではなく、教養や知性を重視すべきと主張しています。

2.自分のどこかに問題があるなと思ったら、それはすべて自分のお母さんとどこかで関係しているということを知っておかなければならない

母親の限界が、まわりまわって娘をおかしくさせる。良くも悪くも、母親の価値観や生き方が娘の人生に色濃く跡を残すと指摘しています。若い頃には自分と母親は違う!と躍起になって反発しても、年を重ねるにつれて自分と母親の共通点が如実に見えてくる、ということはよくあることですね。

3.話の合う男の子は、その話の合う分だけ女の子なのだということを知っておかなければならない

この言葉を通して、話が合う人間としか普段付き合っていないということを自覚し、もっと自分の世界を広げるべきだと言っています。

また「話が合わない」と簡単に言うけれど、それは自分自身に理解力がないか、相手側に知性がないかのどちらかであって、どちらにしても未熟さを露呈させているだけだ、としています。

4.スケベの量とロマンチックの量は比例するということを知っておかなければならない

逆にいえば、自分はスケベじゃないと安心している人がいたら、それは自分にロマンチックなものが欠片もないということになる。

ロマンチックと言われると、まるで下心のない清廉な愛を思い浮かべてしまうけれど、それは愛とはまったく別モノだということです。

5.きちんと着物を着こなせなければならない

ここで重要なのは、一人で着れなくてもかまわない、ということです。けれどいったん着てしまったら、きちんとした形とふるまいで着こせなければならない、と言っています。これ、現代社会で20歳までには難しいかもしれないですね。

6.美人は自分で獲得するものだということを知っておくこと

美しさの基準は、人によって、時代によって変わっていくものであるから、流行に惑わされずに自分にとっての美しさの基準を持っておくことが必要だとしています。

7.男の言うことを信用している限り、ファザコンから抜け出せないということを知っていなければならない

ここまで読んで、男である筆者の言うことを「当たってる~」と鵜呑みにするのは馬鹿だ、女ではない私には決定的に女がわからない、と最後に付け加えています。自分の頭を使って考え、行動するしかないということでしょう。