結婚祝に本当にほしいものリスト
結婚祝には、もらって困らないようなもの(金券とか高級タオルとか)を、などと言われますが、実際に新生活の準備をしているうちに、本当に欲しいものがいろいろ出てきました。キッチン周りでそろえたいものや、一生ものとして持っておきたいものなど。具体的な商品名を挙げて、お高いものから手ごろなものまで、思いついたものを厚かましくリストアップしてみます。
1.南部鉄器「まゆ」
1604年創業の菊池保寿堂さんの完全手作りの南部鉄器。
南部鉄器は、いいものを一つ持っておきたい。これはまさに一生ものです。何度か結婚祝いにつかっていますが、大好評をいただいてます。従来の鉄器は「男性的」な重厚感がありますが、このデザインは「まゆ」という名前にふさわしく、優しい丸みを帯びた曲線で女性らしいデザインになっています。デザイナーは、ポルシェやフェラーリ、マセラッティを手掛けた奥山清行さん。伝統と革新が融合した芸術の逸品です。Sサイズで15,000円ほどです。
2.深川製磁の食器
20代半ば頃から和食器にハマって、なかでも深川製磁のやさしいデザインが一番気に入っています。自分で買う以外には、年配の方から贈り物でいただいたりするのですが、いろいろ揃っていくのも楽しいので、若い女性がもらっても年齢問わず喜ぶ贈り物だと思います。個人的には、クラシカルなデザイン(寿赤絵、花ひょうたん、蝶など)が素敵だと思います。
新生活では、客人用の湯呑など、きちんとした食器をまとまった数そろえる必要があるので、贈り物でいただけたら、なおうれしいですね。
3.グローバルの包丁
結婚祝のタブーではありますが。私なら、もらったら絶対うれしい。事前に「縁起悪いから、いやだよねぇ?」とか聞いてくれたら、「ぜんぜん気にしない!むしろ嬉しい!」と答えるでしょう。気軽に好みを聞ける相手で、慣習を気にしない人ならば、いちど聞いてみるのもいいかもしれません。4点セットで2万円ほど。
4.八海山『金剛心』
食品系だと、日本酒好きならこれがウレシイですね。純米大吟醸の超高級品です。1本800mlで1万円を超えるので、自分ではなかなか手が出ません。
写真の2本は同じ銘柄ですが、夏と冬でデザインが変わって、味も変わるという繊細さ。どちらも試しましたが、夏はスッキリ、冬は芳醇なまろやかさがあって、香りも味わいもこれ以上ない満足度です。季節ごとに夏はブルー、冬はブラックのボトルで、飲み終わった後も飾っておきたいほど上品で華やかなデザインです。2本そろえて贈られたら感涙ものですが、なかなか手に入りづらいのが難点。ああ、飲みたい…。
5.ルンバ
いっそう厚かましい感じになりますが。何人かで出資して、ある程度の予算があるなら、実用的でうれしいです。ダイソンの掃除機もいいけど。
6.その他
かたちが残らないものなら、近場ですぐ行ける場所にある、高級旅館やホテルの宿泊ペアチケットなんかも嬉しいです。豪華なお食事とか、貸切露天風呂がついてるとか、お祝いっぽいプランがいいですね。
以上、図々しいひとりごとでした。