これでもう嘘をつかなくていい
先日、直属の上司に退職意向を伝えたことを書きました。
この数日後、さらに上の上司と面談を行いました。上司は驚いた、という言葉を繰り返しましたが、最終的には口頭で了承してくれました。
退職理由として、ネガティブなことは一切伝えずに、やむを得ない状況が生じたことだけを淡々と説明しました。直属の上司に最初に伝えたときの、せき止められた洪水が一気に放出するような感じとは違って、だいぶ心を落ち着かせて話すことができました。
入省以降、辞めたいという思いを誰にも打ち明けずに、人事面談でも将来の展望を意欲満々で語ってきました。正式に退職願を提出して職場を後にしたとき、これでもう嘘をつかなくていいんだと思ったら、全身の力が抜けていくのを感じました。
提出した退職願の様式は、至極あっさりとしたものです(以下イメージ)。単なる紙切れ1枚に過ぎないけど、こんなに重いものなんだということを、今更ながら骨身に染みて感じています。