LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

高校の臨時教員の登録リストにエントリーしてみた。

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4月から名実ともに無職になります。そこで、転居先の教育委員会のHPにアクセスして、臨時教員の登録システムにエントリーしてみました。

大学院のマスターのときに取得した、高校と中学の社会科系の教員免許。親が教員だったこともあって、ならなくてもいいから免許だけは取っておけと、昔から口酸っぱく言われ(義務付けられ)てきました。当時は公務員試験の勉強と同時進行だったので、ヒーヒー言いながら毎日深夜まで業務日誌をつけて授業の準備をして試験勉強して、と目まぐるしい日々でした。教育実習をやってみて、結果的に当時は教員を選ばなかったわけですが、それでもいつか教育に携わる日がくるという確信をずっと持ってきました。そして今、キャリアチェンジの岐路に立って、自分が選べる選択肢が増える有難みをしみじみ感じています。

4月からは、とにかく博士論文を進めることが第一優先だけれど、可能な範囲で少しずつ仕事したいと思っています。ポスドクの学生は、高校や大学で非常勤講師をしたり研究員のアルバイトをしながら、正規の採用を狙っている人が多くいます。私もそれに倣う形になるけれど、なにぶん縁もゆかりもない土地に行くので、そこでどんなことが起こるか予測もつかない。エントリーしたはいいけれど、地域や科目によっては空きがなくて、結局エントリーしっぱなしという話もよく聞きます。とりあえず今できることは、狙える募集枠にエントリーしながら、高校の指導要領にちょっと目を通しておくとか、大学で教えられる科目を一つずつ増やしていくとか、一本でも多く査読論文を増やすとか、そんなことを地道に積み重ねることぐらい。副業禁止の身分も年度末で終わるので、当面はフルタイムではなく非常勤の勤務形態で、興味を持ったことをいろいろやれると良いなぁ、などと夢見がちに考えている今日この頃です。

 

※冒頭画像:https://unsplash.com/photos/2YZygZWffjw