相性のいい歯科医と出会いたい。
ミルキーはママの味、を食べていて、歯の詰め物がとれた。
さて、どこの歯科に行くか。難しい選択だ。
昔から、歯科にはいい思い出がない。
痛いから、ではない。相性のいい歯科医と、なかなか出会えないからだ。
ドクターショッピングをするつもりはないのだが、これまで通った歯科は7か所にのぼる。そのうち、長く通えたのは2か所だけ。
初診では多くの場合、少し嫌な思いをしたり、ちょっと傷ついた気持ちになって帰ってくる。
それはきっと、パターナリズム的な医療への抵抗感だろう。自分の意思で、自分の歯を治療しにきているという意識があるから、信頼関係も築かれないうちに怒られたり教育的指導を受けると、初診で心が折れてしまって二度と行かない、ということになる。
いや、そもそも私が、一言いってやりたくなるような小生意気な態度でいるせいなのかもしれないが。(そんなつもりはないけれど)
ここで起きている問題を一言でいえば「医師のパターナリズムの程度が、自分に合っていない」ことに尽きる。
医師にすべて決めてもらいたい患者もいれば、説明を受けてそれに同意したい患者もいるし、選択肢の中から自己決定したい患者もいる。パターナリズムは、指導と言い換えてもいい。
患者も医師もお互い治療したいだけなのに、相性が合わないというだけで、囚人のジレンマ的に双方が利益を得られなくなるというのは悲しい話。
お互いに人間だし、逆に医師の方では患者を選べないのだから、相性が合わない思ったら患者の方から、うじうじストレスを抱える前にとっとと転院してしまえ、と思っています。
ということで、歯科医と患者の相性について調べてみました。(参考記事:良い歯医者の探し方(初心者編))
歯科医と患者の相性・4パターン
相性1:職人&無関心ペア
職人&無関心ペアの歯科医は、 材料と技術に人知れずこだわりを持っている。 診察中はマスクをはずすことなく、目だけを見せて 黙々と仕事をこなす。 一方患者さんは、歯科治療が大嫌いでおまけに無関心。 「すべておまかせします」というタイプ。
相性2:熱血&従順ペア
熱血&従順ペアの歯科医は、 治してあげるからまかせなさい、私についてきなさいと、 腰に手をやりながら熱く語るようなタイプで、 患者さんは素直で、何でもポジティブに受け止める、 めったにクレームを言わないタイプである。
相性3:おしゃべり&不信ペア
患者さんが歯科医療不信ということもあって 歯科医はよく説明する。 患者さん主導型なので、現状をふまえた上での 患者さんの選択を大切にする。 このタイプの患者さんは自分のカラダは自分で治す という考え方なので、納得すれば積極的である。
相性4:召使い&女王様ペア
審美の分野でしばしば生じる関係。 歯の形や歯並びを気軽に削って変えてみたり、 健全な歯を抜いて前歯を並べる審美矯正や、 歯の色を白くするブリーチングなどの良し悪しは、 患者さんの好みによる自己満足度による判断の割合が大きい。 時には召使いがカリスマ歯科美容師に一変することもあるのが特徴である。
私は、間違いなく3番目のパターンですね。
自分が求める「医師の指導性」がどの程度なのかを把握して、医師選びをしていきたいものです。
※冒頭画像:https://unsplash.com/