LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

公務員を退職しよう!と思ったら読むべき書籍6選(実践編)

ずっと悩んできたけれど退職に向けて気持ちが固まってきた、次に何をするのか具体的に決める段階になった、今度こそ、自分の望む働き方をしたい…。

そんな、退職に向けて具体的に動き出した方々へ、おすすめの書籍を6選ご紹介します。

1.10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

AI、仮想通貨、ホワイトカラーの終焉など、5年先すら予期できない仕事、会社、社会、キャリアの未来について、本書では「消える職業」「生まれる職業」など含め、50近くの職業の未来を紹介する。新進気鋭の日本人研究者落合陽一氏と、圧倒的な行動力で時代の最先端を走り続ける堀江貴文氏がお金、職業、仕事、会社、学校など、新たな社会の姿を余すところなく語る。

ワークライフバランス(仕事と生活を区別し、その調和を図る)ではなく、ワークアズライフ(仕事と人生を区別しない。寝ている時間以外はすべて仕事であり、その仕事を趣味あるいは人生そのものと考える。)の仕事を選び取るためのヒントが凝縮されている。

2.生産性(伊賀泰代)

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

かつて日本企業は生産現場での高い生産性を誇ったが、ホワイトカラーの生産性が圧倒的に低く世界から取り残された原因となっている。生産性はイノベーションの源泉でもあり、画期的なビジネスモデルを生み出すカギである。本書では、マッキンゼーの元人材育成マネジャーが、いかに組織と人材の生産性を上げるかを紹介する。

ここで例示される「生産性の低い職場」は、公務員として働いた経験のある者ならば心当たりのあるものばかりだ。そこから離れようとするあなたの感性が間違いではないことを教えてくれるし、退職後の新しい仕事・働き方の生産性を考えるチェックリストにもなるだろう。 

3.逆転の仕事論(堀江貴文

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

既存の常識や考え方にとらわれず、新しいチャレンジをして、今までになかった価値を生み出す「イノベーター」8人を、堀江貴文氏が紹介する。彼らはなぜ、過去の成功や実績に安住せず新たな挑戦を続けられるのか、その理由に迫る1冊。

4.ノマドワーカーという生き方(立花岳志)

ノマドワーカーという生き方

場所を選ばず雇われずに働く人の生き方や、そのセルフマネジメント方法に関する1冊。公務員ルーティーンのストレスから、1日の過ごし方をすべて自分で決められたらいいなぁ、あれもこれもやれるのになぁ、などと漠然と思っている人も多い。そんな日が得られても、セルフマネジメントができていなければ、結局なにもせずぼんやり日々が過ぎていくことになりかねない。柔軟性の高い働き方をしながら、きちんと成果をあげていくための方策がちりばめられている。

5.女は後半からがおもしろい

女は後半からがおもしろい (集英社文庫)

東大出身の元官僚・坂東眞理子氏と社会学者・上野千鶴子氏の対談集。坂東氏が語る公務員の世界は、今も昔もたいして変わっていない。逆を言えば、今後も大きく変わることが難しい世界なのだということを突き付けられる。坂東氏は「仕事を手放さずに、仕事にコミットしなくてもいいから、マイペースで続けなさい」とも語っていて、退職について悩んでいる女性公務員には、自分の考えを整理するのに役立つ1冊になるだろう。

6.1勝100敗!あるキャリア官僚の転職記

1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記 大学教授公募の裏側 (光文社新書)

倍率数百倍の大学教員公募に落ち続けた筆者が、現実に打ちのめされても立ち上がり続けた転職戦記。公務員退職後に大学教員を目指す方には、必読の1冊。

退職を悩んでいる…という方はこちら!(入門編)