LIFE SHIFT

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

本のこと

公務員退職しようかな…と悩み始めたら読むべきオススメ書籍5選(入門編)

公務員になったはいいけれど、なんだか毎日もやもやした気持ちで働いている。仕事がつまらない、人間関係に疲れた、私生活とのバランスがうまくとれない、こんなはずじゃなかったと感じる・・・ かといって、退職を決断するほど心が決まっていないし、次に何…

女は後半からがおもしろい

女性の働き方について、東大出身の元官僚(坂東眞理子氏)と社会学者(上野千鶴子氏)がそれぞれの立場で語る対談集。 失礼ながら、元キャリア官僚の坂東氏の話は、大昔の話だろうと思いながら読み進めていったところ、今も昔も公務員の世界はそれほど変わっ…

意味なんてない

手術から数週間が経った。体はすっかり元どおり、とまではいかないけれど、あんなに苦しんだ悪阻は手術当日にパタッとなくなって、術後の痛みも数日で消えた。表面上はまるで何事もなかったかのように、以前の生活に戻っている。 変わったことと言えば、私の…

賢者でもなく愚者でもなく

ちょうど1年前の今ごろ読んでいたマツコの対談集。 続編を見つけたので読んでみたら、刺さる刺さる。 私は知性が欲しい。この暗い迷妄の道を照らす確かな灯りが欲しいのよ。だけど、それらしきものを手に入れた途端、自分が賢者になったつもりで別の迷妄の闇…

日常を緩やかに管理する

昨日に引き続き来年に向けて。 今年は基本的に夜型生活で、自分の気分次第で1日10時間以上パソコンにかじりついて研究を進めたかと思えば、翌日は1日中寝てる、みたいな自由奔放な暮らしをしていました。それはそれで、これまでの長いルーティンのストレスを…

Out of Box~枠を超えること。

ここ2年くらいハマり続けている作家2人の対談集。 かたや人気番組クレイジージャーニーにも取り上げられ、圧倒的な変人っぷり*1で全国区になった辺境作家・高野秀行氏。 かたやNHK-switchで大阿闍梨・塩沼亮潤さんと対談するなど、冒険家でありながら精神性…

天から役目なしに降ろされた物はひとつもない

春に、念願だったアウシュビッツ収容所を訪れた。*1 はるか彼方の地・ポーランドまで赴いて感じたことの1つは、「こんな遠いところまできたけれど、もっと身近に、向き合うべき対象があるじゃないか」ということだった。 アウシュビッツのことを知っている…

断捨離した洋服をメルカリで売ったら

引越しに向けて、まずは洋服の整理を始めました。長ーいこと着倒して、クタクタになったものは迷わず処分。困ったのは、いちども着ないまま、もう年齢的に似合わなくなってしまった服や、コーディネートが難しくて1~2回しか着ていない服。こんまりメソッ…

生の輪郭を確かめること。

角幡唯介『探検家、36歳の憂鬱』。 以前、NHKのswitchという番組で「角幡唯介×塩沼亮潤」の回(←永久保存版!名作です)を見てから、角幡さんが気になってしょうがない。 この方、「探検家」と「ノンフィクション作家」という2つの肩書を持っているのですが…

許すこと。

小島慶子『解縛:しんどい親から自由になる』。 苦悩なんていう言葉じゃ全然足りない。摂食障害と不安障害を抱えて、血を吐くように生きてきた著者の痛み。これほどまでの鋭い感性と洞察力によって、自分の苦しみの根源を突き詰めることは、どれほど辛いこと…

決められたレールから外れること。

堀江貴文『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』。 発売直後に読んだときはそれほどでもなかったんですが、少しあっためて今日取り出してみたら、じわじわきました。8人のイノベーターの言葉から、共通して見えてくるメソッドが次のようにまとめられて…

人間心理の恐ろしさの極限がそこにある。戦慄の『黒い家』

貴志祐介『黒い家』。 これまで読んだホラー小説の中で、間違いなくベスト3に入ります。 改めて、幽霊よりも超常現象よりも、人間が一番おそろしい。 ストーリーは、生命保険会社で保険金の査定業務に携わる主人公が、加入者に呼び出されて家を訪問したとこ…

女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識

今から20年以上前に出版された本です。 このなかに「女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識」というエッセイがあります。現在は絶版状態になっているようですが、今読んでもうなずける指摘があります。以下、備忘録的に引用させてい…

違いは豊かさであるということ。

昨日に引き続き、食あたり中に読んだ本のレビューです。 当時13歳だった自閉症の少年が書いた1冊の本が、世界20カ国以上で翻訳されベストセラーになりました。 自閉症者はなぜ床に頭を打ちつけるのか?なぜ突然奇声を発するのか?なぜじっとしていられないの…

ありのままを曝け出すこと。

クリスマスイブから25日にかけて、原因不明の食あたりに苦しんでおりました。できることと言ったら、横になって本を読むかTVを見るか、ぐらいだったので、以前から書棚に眠っていた本をひっぱりだしてみたら、久々に心震える文章に出会いました。 中村うさぎ…

自分を解放すること。

pha『しないことリスト』。 本屋で、ふとphaさんの新刊のことを思い出し、心当たりのコーナーを回ってみたけれど見つからず。 図書検索の機械で調べてみたら、「自己啓発」のコーナーにあった。 しかも、およそ毛色のちがう「一流理論」とか「成功者の名言」…

抽象化すること。

森博嗣『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』。 多くのビジネスマンが仕事をするとき、ものごとには具体性が求められます。仕事中に「抽象的だね」と言われたら、「言ってる事がよくわからない」と言われているのと同義です。 だから、…

論文を書くこと。

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』。 「書くことが仕事」である研究者が使いがちな「書けない言い訳」あるある。これを一つ一つ提示し、丁寧に論破していく本書。読み終わったとき、書こうっていうモチベーションが上がる一冊です。 「一気…

他人の評価と向き合うこと。

NHK『100分で名著』で、サルトルの実存主義が取り上げられてました。けっこうおもしろかったので、自分なりにイメージできたことをちょこっと整理。 対人関係は「まなざしの闘い」である。 けっして完全には理解し合えない「他者」との関係。 他者に見られる…

信じること。

星新一『ようこそ地球さん』。 星新一のショートショートの中でも、強烈に記憶にのこる作品。 それが、この本の最後に収録されている「殉教」です。 ※あらすじ(ネタバレあり) 死者と通信できる機械が、ある研究者により開発された。その発表の場で、彼はと…

しなやかであること。

宮田珠己『わたしの旅に何をする。』 なんとも力の抜けた、ゆる~い作家。それが宮田珠己。 彼を知るきっかけとなったのが、この1冊。 当時、日々の仕事に悶々としていた私は、冒頭の文章に引き寄せられた。 「私はついこの間までサラリーマンであった。結…

発想を転換すること。

星新一『おのぞみの結末』。 SF作家、星新一氏のショートストーリー集。 数ある作品の中で一番のお気に入りは「ひとつの目標」。 ※あらすじ紹介(ネタバレありです) ある薬学研究者のもとに、一人の客がやってくる。世界征服のために、自分たちのグループに…

自分の仕事をつくること。

西村佳哲『自分の仕事をつくる』。 「仕事を通じて、自分を証明する必要はない。(中略)最大の敵は、常に自意識である。個性的であろうとするよりも、ただ無我夢中でやるほうが、結果として個性的な仕事が生まれる。」 大きな組織の中にいると、仕事の成果…

没頭すること。

堀江貴文『ゼロ:なにもない自分に小さなイチを足していく』。 5月病というのが本当にあるのかわかりませんが、いまだにゴールデンウィーク気分が抜けず、ふぬけ状態です。 なんとかモチベーションを上げなければと手に取ったのは、堀江貴文さんの「ゼロ」。…

手放すこと。

高城剛『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』 ハイパーノマド生活を実践している先駆者がいることを、とても心強く感じます。核心をついたシンプルな言葉の数々に、説得力があります。 著者は、「失うことは得ることへの第一歩」として、所有していた…

感じること。

山田ズーニー『おかんの昼ごはん』。 「仕事の選択」という章から、心に残った言葉。 <自分に背かない生き方をしたい>(byマンゴスティン) 6年間全力で勤めた職場を離れることになり、昨日がまさに最終日でした。 私は私自身の尊厳を守るために、変わら…

身を置き切ること。

山田ズーニー『おとなの進路教室』。 今日から仕事を離れ、本格的な学生生活が始まります。 就職してから丸7年、ようやくたどりついたキャリアチェンジのスタートライン。 今日は、指導教授が新たに設立した研究所のオープンセレモニーに出席。 ずっとご挨…

希望をもてること。

ちきりん『多眼思考』。 心に突き刺さる言葉が溢れた本。ぐっときた言葉に出会うたび、ページの端を折りながら読んでいたら、分厚い本になってしまいました。職業人生の岐路(と言ったら大げさですが)に立つ今、特に響いた言葉は次の2つ。 「5年後にどこ…