LIFE SHIFT

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三十歳の原点~LIFE SHIFT~

社会人大学院生の日記。新たな働き方を模索中。

断捨離した洋服をメルカリで売ったら

f:id:chai-chan:20160201203929j:plain

引越しに向けて、まずは洋服の整理を始めました。長ーいこと着倒して、クタクタになったものは迷わず処分。困ったのは、いちども着ないまま、もう年齢的に似合わなくなってしまった服や、コーディネートが難しくて1~2回しか着ていない服。こんまりメソッドで思い切って捨ててしまおうかとも思いましたが、どう考えても新品で気が引ける。今までは古着屋さんにまとめて売り払っていましたが、数十円にしかならないのが少し納得いかない気持ちもあり。試しにネットのオークションサイトで同じ洋服を検索してみたら、けっこう高値で取引されていることがわかりました。そこで、人生初のネット販売に挑戦してみることに。

利用したのは、オークションより簡単な「メルカリ」というフリマアプリ。お金のやりとりも仲介してくれるし、大きなものでなければ匿名配送にすることで買い手と売り手の個人情報が守られるので、いろいろ面倒がなさそう。ネットではトラブルが多いという情報もありましたが、物は試しに、利用者登録してみました。

出品作業って、ちょっと楽しい…

登録後、スマホで出品したい商品の写真を撮影します。最大4枚掲載できるので、壁にかけてみたり、床においてみたり、いろんなバージョンできれいな写真をとるべく悪戦苦闘。色がわかりやすいように、壁に反対色の布をひいたりして、少しでも高値がつくように工夫しました。

その後、商品説明をのせますが、これも丁寧に書いた方が買い手がつきやすいというので、懇切丁寧に洋服の状態やおすすめコーディネートまで書いたりして。

また価格設定は、途中で変更もできるので、最初はあまり妥協せず売りたい価格で設定しました。新品は定価の9割、数回着た服は定価の4割ほどの値段をつけてみました。メルカリでは販売手数料が1割。合わせてA4サイズ(厚さ2.5cm、重さ1kg以内)だと送料が全国一律195円。したがって、実際につけた価格から、販売手数料と送料を差し引いた金額が、販売利益になります。

ここまでの作業が、けっこう楽しい。ドキドキしながら出品すると、掲載と同時に次々「いいね!」マークがつきます。しかし、一向に書い手は現れず、1週間経過。うーん、このままではいかん。

プライシングの発想を転換する

恥ずかしながら、これまでマーケットから遠く離れた世界で仕事してきたせいか、「自分でプライシングをする」という経験をしたことがありませんでした。もちろん、コスト積み上げ方式で「この費用を賄って事業をペイさせるためには、このぐらいの価格が妥当だな」という計算はできるのですが、そうではなくて「誰にとって最も価値があるのか(=誰に売れば最も高く売れるのか)」という観点で考えたことがなかった。

ここで思い出したのが、ちきりんさんの本。

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

①自分にとって、この商品の価値はいくらか?⇒②ほかの誰かにとって、この商品の価値はいくらか?⇒③そのまた別の誰かにとって、この商品の価値はいくらか?⇒④この商品を最も高く評価する人はどのような人たちか?⇒⑤この商品を、誰に向けて売れば、価格は一番高くできるのか?(pp.157)

f:id:chai-chan:20160201215137j:plain

コスト積み上げではなく、①から⑤へ発想を転換していって、最も高い価値を感じてくれる人に売るというマーケット発想。

これにヒントを得て、改めて商品説明と価格設定を考えてみることにしました。ターゲットに訴えるため、たとえば仕事着に使えそうなシャツについては、洋服の手入れに時間をかけられない忙しいキャリアウーマンをターゲットに設定し「アイロンがけ不要、洗濯してもシワにならず、形もきれいなまま」といった特徴を目立つように書き加えるなど、工夫してみました。

これが功を奏したのかどうかは不明ですが、その後すぐに出品した3着すべて完売しました。書い手との値下げ交渉もあり、価格は当初の設定より少し下がって、新品は定価の8割、数回着た服は定価の3割ほどで落ち着きました。オークションサイトの相場から見ても、初めてにしてはまぁまぁ高値が付いた方ではないかと思います。

まとめ

古着屋に売ったら数十円にしかならないところ、フリマアプリを利用して少し工夫して出品するだけで、財布に諭吉さんが舞い込んできました。慣れればもっと手間をかけずに作業できると思います。

何よりも(小さなことですが)モノの価値とプライシングについて勉強する機会になったというのが、個人的にとても面白い経験でした。引越で、まだまだ不用品がたくさん出る予定なので、洋服以外にもいろいろ試してみたいと考えています。 

※冒頭画像:https://unsplash.com/photos/Lj1S1_KD61k

 

広告を非表示にする