ブログを書くことで気づいた自分の弱点
ブログをそれなりに更新するようになってまだ4か月目ですが、現時点ですでに見えてきた自分の弱点を3つ。
1.本心をさらけ出せない弱さ
このブログは、そもそも①備忘録的な目的と、②自分の精神衛生のために書き始めたという経緯があります。
特に②精神衛生上の理由が重要で、リアルな社会で周りに話せないことを吐き出したい、という思いが強かった。心に閉じ込めておくと、複雑で深刻な悩みのように思えたけれど、それを言葉にしてみたら、思っていたよりずっと問題はシンプルでした。長いこと立ち止まっていた場所から、一歩ずつ歩みを進めているような気持ちになれた。
そうやって自分の皮を一枚一枚剥いでいくたびに、心の真ん中に隠している本音が見えてくる。本当に言いたいことほど、表に出すのを拒否してしまう。こんな匿名の場においてさえ、すべてをさらけ出せない臆病さに気づきます。
2.ゼロから何かを生み出す創造性の欠如
ブログを書き始めて、書けそうなテーマがないかな~とネタ探しをすることが多くなりました。そうすると、これまで自分が、いかに世の中にあふれる情報の波におぼれて、アウトプットをないがしろにしてきたかを実感します。
決定的なのは、ゼロから自分で何かを生み出すクリエイティビティに欠けるということ。つまり、他人の意見や常識などの「既存」の物事に対し、それは違うとか私はこう思うとか、うわべをなぞるようなサラッとしたことしか書いてないなーと改めて思うわけです。
それって、研究者を目指す人間として致命的じゃない?と思うかもしれませんが、研究の場合、入り口は「批判的思考」でもそれを突き詰めていくと独自性になっていく場合がある。
でも日々のブログでは、扱うテーマをあまり限定したくないし、費やす時間も最低限にしたい。そのへんのジレンマがあります。とはいえ、短時間でも濃い~記事を書くブロガーさんも大勢いると思うと、これも言い訳ですね。
3.無駄にプライドが高い
これは前から気づいていましたが。やはりブログにも表れる。
ポテンシャル以上の内容なんて、書けるはずがないわけで。
更新が途絶えるときは、たいていプライドが邪魔をして、言いたいことをうまく文章にできません。論文を書くときのような硬い文体ではなく、なるべくスッと入ってくる文章を書きたいのですが、まだまだ発展途上です。
総じて思うことは、(仕事と関係ないのに)実名さらして本音を書いているブロガーさんはすごい。ということ。
プライドを捨て、自分の外面も内面もさらけだして、文字通り身を削って紡がれる文章は、唯一無二のものです。そんな言葉を、私も吐き出せるようになりたい。